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その22 木挽寄席(3)

応援出演で、毎回お一人の真打に登場して頂きました。第2回から11月開催の9回までは、

入船亭扇橋:麻のれん、桂文朝:悋気の独楽、三遊亭円窓:さじ加減、古今亭志ん駒:お化け

長屋、柳家小三冶:千早ふる、桂小南:胴切り、金原亭馬生:ざる屋、の各師匠です。

 

そして12月の会には林家正蔵師匠に来て頂き、トリで紫檀楼古木を演って貰いました。

主として水野さんの顔にて、各師匠に出演して貰えましたが、何せお礼がたったの一万円。

それでも、多くの師匠方がこの会の運営方法をご説明すると、理解され、出演を了承して

下さいました。

中で11月ご出演の馬生師匠は、水野さんと私で日暮里のお宅へお伺いし、これまでの

番組をお話し、恐る恐る一万円の件をお伝えすると、暫く考えられて、「弟子たちが世話に

なっているので、時間が空いていれば出演するのは結構です。ただ自分がこの金額で出た

ことになるのは困るので、何も受け取らずに行きましょう」と、言って下さいました。

又、一年の一番最後に出られた正蔵師匠は、何も言わずに受け取られ、これは会に寄付

しますと、そっくり差し出され、お帰りになりました。

本当に多くの噺家さんに助けられ、何とか続けていった会でした。

2010/09/22 03:31 PM いのどん

その21 木挽寄席(2)

第1回が昭和51年3月。毎月第一金曜日開催で、約3年間。54年1月の第34回が大納会と

なっています。前座、二つ目4人、応援真打1人の計6人出演の番組で、料金は700円。

会員登録をした人は500円でした。

 

「若いサラリーマン等仕事を持つ者が集まり、俳優協会稽古場を会場として発足。当初は

同世代の明日の真打をめざす二つ目中堅の会とし、本年中の計画を立て活動開始。彼等と

共に我々も育っていければ、と思いつつ」と3月号の本誌に案内が載っています。

初回の番組は、小りた(現〆治):富士詣、志ん太(志ん橋):だくだく、小里ん:提灯屋

柳家小三治:粗忽長屋、小三太(小燕枝):松竹梅、ぬう生(円丈):らくだ、です。残っていた

「寿笑和五十一年木挽のあしあと」なる資料を見てみると、二つ目は、当初声を掛けた3人と

初回出演の2人の外、一朝・雲助・今松・花蝶(馬楽)・友楽(円橘)の皆さんが交互に出演。

各一門別の主旨に賛同してくた噺家さん達で、出演者を固定。スポンサーも無く、基本的に

入場料収入だけで全てを賄ったので、出演料もままならず。確か一回当たり5000円しか用意

できなかったので、噺家さんサイドからの申し出により、年末にまとめてお渡ししたはずです。

 

2010/09/17 04:01 PM いのどん

その20 木挽寄席

落語会の情報を取材している内に、色々な方と知り合えました。その16にてお名前を出した

水野さん。日立愛宕ビルにて三遊亭ぬう生(現円丈)さんの会と若手真打の会を隔月開催。

毎月19日の本牧亭民族芸能を守る会の会報で「小三治の会」(確か500円)を見つけ。

 

昼会社に行きチケットを購入した時は髭面だったのに、夜の会場ではすっきりっした顔に

なっていたのが、強烈な初対面の印象。当時東京の素人落語の世界で、日立家電にその人

ありと知られた存在でした。リッカーの鈴木さん(現米国在住)。板橋大山の炉端焼「まつば」で

同級生の金原亭馬太呂(現馬好)さんの会や「橘家円太郎を聴く会」・「古今亭志ん好むかし咄」

等をやっていました。後年ルネサンスが松本にてテニススクールを受託した時、委託者の

セイコーエプソン側の責任者の方が、鈴木さんの転職時に面接採用した事を知り、その奇遇に

驚かされました。そして同じく16にて登場の斎藤さん。大日本インキ落研で柳家小三太(現

柳亭小燕枝)さんに落語を教わっており、千葉セントラルプラザで「千葉古典落語を聞く会」を

開催していました。

この三人に働きかけ、ぬう生・馬太呂・小三太を中心メンバーにして二つ目さんの勉強会

として「木挽寄席」を発足させました。その直前連続の「馬生の会」会を行っていた俳優協会

稽古場を会場にお願いし、その会をやられていた事務局の浅原さんをにまとめ役になって

もらいました。会の名称は、会場の旧地名に因んで、私が提案。

 

2010/09/ 8 03:17 PM いのどん

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