『東京かわら版』は、日本で唯一の寄席演芸専門の情報誌です。創刊号は昭和49(1974)年11月号ですから、既に30年以上の歴史を持っています。
その間、芸人さんを含め演芸を愛する多くの人々に愛され、支えられて発行を続けてきました。落語・講談・浪曲・漫才・マジック・太神楽・紙切り・コントなど、寄席演芸とお笑いに関する情報が、コンパクトな誌面にぎっしりと詰まっています。
演芸会情報は、寄席定席(鈴本演芸場・浅草演芸ホール・末広亭・池袋演芸場・国立演芸場)情報のほか、東京近郊で開かれる大小の会をとりまぜて毎月600件前後の情報を紹介しています。演芸会の情報をこれだけ網羅的に紹介している媒体はほかにはありません。
東京かわら版・毎月28日発行、定価420円(税込)
A5変型判(新書判を一回り大きくしたポケットサイズ)/ 110頁前後(号によって変わります)
読み物は頭から、情報は後ろから
まずは手に取り、頭からめくると、演芸に関する読み物が続きます。著名人で演芸が好きな方が登場する巻頭エセーのコーナー、話題の落語家さんへのインタビュー、SWA(春風亭昇太、柳家喬太郎、三遊亭白鳥、林家彦いち)のリレー連載をはじめ、コラムニストの堀井憲一郎さんや漫画家のバトルロイヤル風間さんによる人気連載も多数。ハンディサイズなので、落語ファンの方は常にカバンに入れて持ち歩いて愛用いただいております。広告も落語会や、落語CDや演芸関連の本の宣伝なので、貴重な情報源になります。ぜひ隅々までご覧ください。
逆に、情報は後ろから開きます。ざーっと眺めていってもいろいろな情報があって楽しいですが、あまりに多くて見きれない、そんな貴方のために、効率のよい使い方を伝授いたしましょう。
其の1: お目当ての芸人さんがいる場合
まず、目次から「掲載日別出演者索引」[写真1]を開きます。そこは五十音順に芸人さんの名前が並んでいます。そこから名前を見つけ出してください。
- <例> ○○亭××の場合
- ○○亭×× 1・5・22・浅中・池下
となっていたら、それは1日と5日と22日の会に出演があるということなので、巻末情報欄=「落語・講談・浪曲 ×月の演芸会情報」[写真2]の該当の日付のところを目で見て探すと、出演の会があります。「浅中」とは「浅草演芸ホール中席」、「池下」とは「池袋演芸場下席」のことなので、「東京寄席案内」のそれぞれのページを参照してください。
其の2:行きたい日が決まっている場合
巻末情報欄は、1日から日付順に掲載しておりますので、行きたい日時のところをご覧ください。「東京寄席案内」のページ[写真3]も併せてチェック。
其の3:たくさんあって、どれに行ったらよいのかわからない場合
面白そうな企画等を紹介している「話題の演芸会PICKUP」を参考にしてみてください。あとは「家から会場が近い」「名鑑を見て顔が気になった、好み」など、きっかけは何でもOK!

芸人さんの名前が五十音順にズラリ

1日から開演時間順に掲載。最寄りの駅名や問合せの連絡先も

出演順に掲載されているため、一目で主任(トリ)が誰だか分かります

CDやDVD、演芸に関する本の新刊情報もフォロー

話題のイベントや高座の写真の連載「横井洋司の写真館」

人気連載・SWA「新作日和」。春風亭昇太の号

「早耳情報」は来月〜半年先ぐらいまでのチケット発売情報が載っているページ。お目当ての人気落語家のすぐ完売してしまうチケットは、ここをチェック!

2009年10月号の表紙。表紙に彩りをそえるのは三代目林家正楽師の芸術的な紙切りです。
一家に一冊!『寄席演芸年鑑』
東京かわら版では、増刊号として毎年春に『寄席演芸年鑑』を発行しています。1年間の寄席演芸界の全てを詰め込んだ貴重な資料集です。顔写真入り・寄席芸人名鑑(東京の落語家・講談師・浪曲師・寄席色物をすべて網羅)で、見やすくたいへん便利。

協会ごとに香盤順(キャリア順)に掲載。入門年月はもちろん、出囃子や血液型も掲載

芸人さんを一発で探せる索引付


